第3回「昔あそび」イベントを開催しました。

前日も翌日も晴れたのに、この日だけ一日雨という残念な天候でしたが、室内でのあそびを堪能しました。

大人もなかなかコツが掴めない「ろくめし」 今回も、ほぼルール無視のこどもたち(笑) 夢中で走って回りました。

キャッチボール練習では、ボールを握る・自分で投げて自分でつかむ・・・これだけで夢中になっていました。

紙でっぽうを自分で作って鳴らす体験は、キャッチボールの身体の使い方を覚えます。

できないことができるようになる快感・達成感。この時の笑顔が素晴らしいのです。

午後からはテントを使ってひみつ基地づくり。4人用テントの中には大人は入れてもらえないこどもの世界。ぬいぐるみも大活躍。ファンタジーの世界に浸れたかな?

その間、大人たちは「発達障害」についての勉強会。

LDの子育てに格闘してきたあいりさん。ASDの子育てを通して発達障害について研究を重ねてきた田中が、皆さんの質問疑問に応えてました。

最後に「五足とび」に挑戦。これは少人数~一人でも遊べるあそび。昔は石を使ったのだけれど、今回は折り曲げた広告紙にテープで作ったものを代用。

女の子のあそびと思っていたけれど、意外や男子も夢中でした。

両足で着地できない。飛びながら進めない。片足けんけんができない。

今どきのこどもの運動機能の訓練ができてない現実を見せつけられました。

強制されない自由な世界で、(今日知り合った)友だちと、自分たちの世界を広げていく力。

どの子も、私たちが提供するあそびのヒントを通して、自分で自分の力を乗り越えていく姿も見えました。あそびにはこどもたちの自主性を育てる要素も隠れているのです。

次回は秋の開催を予定しています。


発達凸凹研究所

発達凸凹を『個性』にする子育て

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