田中にゃむの本
「ろくめしプロジェクト」の原点
「集団あそび」とは、地域ごとに発展した多種多様なこどものあそびのことです。
40歳以上の世代には、懐かしい思い出として記憶されていることでしょう。その中の一つである「ろくめし」は、東京西部の多摩地域に育った著者が子どもの頃に遊んだ、盗塁とドッジボールをかけ合わせたようなゲームです。
半世紀前のこどもたちが小学校の校庭で遊んでいた『ろくめし』を現代によみがえらせる! それは単なるノスタルジーではありませんでした。
古くて新しい集団あそび『ろくめし』をとことん検証してみた結果は…。
たかがこどものあそびと侮るなかれ。こどもたちに身につけてほしい運動能力・社会性・コミュニケーション力…すべてを複合的に磨ける、そんな最強のゲームだったのです。
学校で、子育て支援の現場で、新人研修で・・・さまざまなシーンで活用できます。ぜひ一度、『ろくめし』を体験してみてください。きっと「あそび」の世界を見る目が変わります。
おむつを制する者は子育てを制する!
1歳半でおむつがいらなくなり、3歳になる頃には自力でトイレに行くようになる!それが本来のこどもの姿です。「おむつなし育児」が知られる前から田中が実践してきたのは、古くからあたり前に行われていた0歳からのおトイレ習慣でした。新米ママだった私が、うんちとおしっこに格闘してきた日々を、4コマ漫画で追体験。その他さまざまなエピソードと解説で、今も昔も変わらない、ほっこり笑える育児の日々が語られます。「0歳からのプレ・トイレトレーニング」の面白さと大切さがわかり、今日からやってみようと思える一冊。